実りの秋へ

 今夏は、学校に咲く花々にとっても厳しい暑さでした。1学期の終わりに子どもたちの手をかりて植えたペチュニアの花の世話をしていて、たくさんのことに気づかされました。水は、やりすぎないように、土の様子をよく見て与えること、咲き終わった花がらは、とってやらないと病気のもとになることなど、常に気にかけ手間をかけてこそ、きれいな花がたくさん咲くことが分かりました。みのり会の山内和代さんに教えていただきながら、一度花を全部とってしまう「切り戻し」もしました。こうすると、秋に向けて更にたくさんの花をつけるそうです。         

 1学期の始業式では、子どもたちに一枚の写真を見せて、こんな話をしました。 「いよいよ2学期が始まります。みなさんはどんなことをがんばりたいと思っていますか。自分の目標をしっかり持って、いろいろなことに思い切り挑戦してください。今日は、自分の目標をやりとげたり、力を伸ばすために大切なことを教えてくれる写真を見つけたので、紹介します。世界中で、この写真を見た多くの人が驚き、感心したことがあるのですが、それは何かわかりますか。それは、大谷翔平選手たちの後ろに少しだけ見えるくつのそろえ方でした。世界一のチームは、やはりくつそろえも素晴らしい!と話題になったのです。他にも、自分たちの使っている場所をきれいに掃除すること、出会った人にあいさつすることなどを実行しているのだそうです。みんなも学校でやることですが、「あいさつ・そうじ・くつそろえ」を意識することは、いざという時に力を発揮できる自分づくりにつながっているのかもしれませんね。」

 二学期は運動会を始めとして、多くの行事や活動があります。学習面においても各学年の内容が深まる時です。1日1日を大切に、実り多い2学期にしてほしいと思います。教職員一丸となって、子どもたちの指導・支援に当たっていきます。保護者の皆様、地域の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いします。

                             校 長 日下部 正登

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