本校地域創生科3年次生の三沢心太郎さん(大江中学校出身)が、福知山公立大学地域経営学科を学校推薦型選抜(地域指定)で受験し、見事合格を勝ち取りました。本人にインタビューしましたので、紹介します。
1 希望校を決めたきっかけは何ですか。A:将来、市役所職員として働きたいと思ったことがきっかけです。進路実現に向けて「地域協働型教育研究」をされている福知山公立大学を受験することを決めました。
2 受験勉強を始めた時期は? A:小論文対策は3年生の夏頃からですが、残された時間を無駄にしないよう日々の学習を重ねました。面接対策は3年生の11月頃からです。先生と相談しながら練習を重ね、慣れるまで数をこなしました。
3 特に力を入れた科目は? A:特に力を入れた科目は英語です。英検準1級の単語帳をやり、単語力向上に努めました。また、新聞「AsahiWeeklyーDISITALー」の社説を活用しました。
4 受験勉強に対するモチベーションはどのように保ちましたか? A:特にありませんが、強いて挙げるなら、スマホのロック画面に「1日100単語」と書いておき、忘れず毎日取り組めるようにしたことです。
5 模試や過去問の活用方法は? A:過去問が5年分出ていたのですべて解き終わったら他の推薦枠の過去問も解きました。自分の解答と模範解答を照らし合わせ、満足な解答ができているか確認しました。この作業が一番重要だったと言えます。
6 なぜ学校推薦型(地域指定)の受験を選んだのですか。 A:現在、公共マネジメント系統で探究を深めている「空き家の活用」に関する活動であったり、「高校生みらい会議」への参加など、地域との関わりがある取組を行ってきたので、自己アピールに有利だと思ったからです。実際に自己アピール書や面接で、高校での取組をアピールし、高校での学びを大学につなげ、もっと深めたいという思いを伝えたことが合格の決め手になったのではと思います。オープンキャンパスに行った際にも学校推薦型受験を勧められました。
7 周囲のサポートはありましたか? A:家族はとにかく勉強に集中できる環境を作ってくれました。勉強について元々特に何も言われなかったので、受験勉強と向き合え、とてもありがたかったです。先生方には、進学講習、小論文や面接対策、自己アピール書の作成等、大変お世話になりました。どの先生も快く練習に付き合ってくださってとても心強かったです。また、友達にも助けられました。日々の些細な場面で支えてくれたので、最後まで走り続けることができたと思っています。
8 さいごに、後輩へのメッセージ A:私は大江高校に入学し、福知山公立大学へ進学し、市役所職員になるという展望を小学校高学年の頃から考えていました。今言えるのは、将来の目標や夢は早いうちに決めた方が良いということです。将来、就きたい仕事がぼんやりでも見えている人は、そこに向けて今日から準備を始めるべきだと思います。まだ、将来像が浮かんでいない人は、一般教養と呼ばれる水準まで日々学習を続けてみてください。いずれにせよ、継続することが一番大事だと思います。