給食委員の放送より
根深飯は、京都で受け継がれている料理のひとつで「新嘗祭」というその年のお米の収穫を祝い、豊穣を祈る稲作儀礼の日に食べられる料理です。現在は勤労感謝の日としてお祝いされていますが、京都では新嘗祭としてもしっかり根付き、残っています。
炊き上がった「根深飯」のねぎの中に米粒がたくさん入っていると来年も豊作で、身の回りに良いことがあるといわれており、来年の豊作などを願いながら食べるそうです。
給食室の様子です。
削り節で、濃いめのだしを取って、しょうゆや酒、みりんを加え、調味液を作ります。


お米に調味液を入れて浸漬します。


ねぎ(京都産九条ねぎ)は2㎝の長さに切ります。


油揚げと一緒に炊飯器に入れ炊き上げます。


炊き上がったら、米粒をつぶさないように均一に混ぜ、完成です!






ねぎとしょうゆの香ばしい香りが、おいしかったですね。来年の豊作を願いながらいただきました。
