今日の給食(肉じゃが)

給食委員の放送より
「肉じゃがは、日本の煮込み料理のひとつです。じつはこの『肉じゃが』の誕生、発祥について様々な論争が繰り広げられてきました。
ひとつ目は、海軍説です。ある番組のディレクターが『海軍に肉じゃがのルーツがありそうだ』と、その手掛かりを舞鶴で調べたところ『甘煮』という料理が材料や作り方から肉じゃがのルーツと判断されたもの。
ふたつ目は、東郷平八郎説です。彼がイギリスの留学先で食べたビーフシチューが忘れられず、艦上食として作らせようとしたが、ワインとバターがなかったため、砂糖としょうゆで作ったというものです。
料理の発祥などについて調べると、思わぬいきさつがあって面白いですね。」

給食室では、ビーフシチューを作るように大きめに切った、玉ねぎ、にんじん、じゃが芋を、順に炒め水を入れて煮込んだ後、砂糖としょうゆで味をつけました。

重いふたで圧力をかけながらコトコト煮込み、味を含ませて肉じゃがを作りました。
大量のじゃが芋をホックリ柔らかいけど、煮崩れ過ぎないように、仕上げられるよう材料を二つに分け、二つの釜で作っています。

少し角がとれてホクホクしたじゃが芋に甘辛い味が染みた牛肉や玉ねぎなどがからんで、おいしかったですね。

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