1~6年 ぶっくぶくの皆様による「夏のおはなし会」

 毎週1~6年生に本の読み聞かせをお世話になっているぶっくぶくの皆様が、7月10日(木)に「夏のおはなし会」というスペシャル会を開いてくださいました。

 1冊目は、『かおたいそう』でした。本の絵に合わせて、顔をたくさん動かして楽しんでいく本でした。大きく口を開けて「ま」、鼻の下を伸ばして「のーん」、もうおしまいだの顔で「でべぇー」などなど、声を出しながらの「顔芸」で、心身共にリラックスできました。

 2冊目は、『なつのおとずれ』でした。気象予報士のかたつむりが「梅雨明けはもうすぐでしょう。」と伝えると、メロンやスイカ、セミ、カブトムシ、かきごおり、ソフトクリーム、せんぷうきといった「夏の風物詩たち」が夏に向かって走っていきます。勢いとリズムがあるユーモア一杯の一冊でした。

 3冊目・4冊目は、『おれはなにわのライオンや』『ぞうれっしゃがやってきた』で、どちらも戦時中の動物園が舞台の話でした。とても心に残る感動の2冊でした。

 朗読に続いて、『ぞうれっしゃよはしれ』の合唱を披露してくださいました。この曲は、昭和60(1985)年9月から昭和61(1986)年3月にかけて、「愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団」が絵本『ぞうれっしゃがやってきた』をもとに何度も話し合って作った組曲のうちの一つです。

 5冊目は、『へいわってどんなこと?』でした。いろいろな視点から平和とはどんなことかを考える本でした。この本は、日本の絵本作家が中国と韓国の絵本作家に呼びかけ、12人の協力で完成したのだそうです。

 次は、「なつ夏ナツといったら『……』」で、おはなし会でお馴染みのキャラクター、カンちゃんが登場し、子どもたちに「夏といえば?」と問いかけていくコーナーでした。「アイスクリーム」「スイカ」などなど、いろいろな答えが子どもたちから出ました。

 最後の6冊目は、『いきものいろいろ』でした。ゾウやシマウマ、テントウムシなど、約50種類もの生き物が次々に登場する絵本でした。改めて、地球には様々な大きさ、姿形、鳴き声の生き物=命に溢れた星なのだな、と感じました。

 楽しそうに「おはなし会」に参加する子どもたちの様子を見ていて、みんなで素敵な時間を共有させていただいたことを感謝せずにいられませんでした。ぶっくぶくの皆様、ありがとうございました。

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