7月2日(水)の6年校外学習の続きをお伝えします。
細野峠を踏破した6年一行は、菟原中の龍源寺百観音堂にやって来ました。ここには、かつて細野峠の円通庵百観音堂にあった100体の観音像が安置されています。大正年間に円通庵が無住となり、観音堂は、龍源寺境内に移築されました。平成8(1996)年には、「平成の寄進」によって観音像が全て修復されました。しかし、観音像の台座の部分は昔のままで、よく見ると、その差違が分かります。



平成12(2000)年には、観音堂が全面改築され、現在に至ります。堂内には、旧堂の絵が掲げられていて、この地に移転してきた当時の姿を偲ぶことができます。
龍源寺を去る時、鹿倉山を仰ぎました。鹿倉山は、標高548ⅿの三和町で最も高い山です。この日の鹿倉山は、少し霞んでいました。菟原小学校校歌の3番には、「みどりなす鹿倉山を仰ぎつつ 若木もはえる学舎に やさしく元気にはげむ子の のびるわれらの菟原校」と歌われています。



一行はこの後、友渕城に向かいましたが…小出しにして済みません。続きは、また後日お伝えします。