5年海の体験教室 京都府漁業協同組合宮津支所に行きました

 5年一行は、京都府漁業協同組合宮津支所で、捕れた魚介類やせりの様子を見学し、マイナス20度の冷凍庫に入らせていただきました。

 目の当たりにするトビウオや様々なサイズのサバ、サザエ、大きなトラフグ、タコ、鋭い歯のハモなどに、ますます子どもたちのテンションが上がりました。

 せりは、オレンジ色の帽子を被った「せりにん」の声に合わせて、買い付けに来た人たちが手で値段を表し、一番高い値を付けた人が落札する様子を見ることができました。あっという間に値段が付いていくスピード感に驚きました。

 マイナス20度の冷凍庫は、「健康には自信がある。」と言っていた子も入った瞬間に悲鳴を上げるほどの冷気でした。後で、マグロを保存する時は、マイナス40度くらいまで下げるのだと聞いて、またまた驚きました。

 最後に、子どもたちの質問に答えていただきました。その幾つかを紹介します。

Q1「魚の美味しい食べ方を教えてください。」→A1「個人的には、刺身。新鮮な魚は、シンプルな食べ方が良いと思う。」

Q2「レアな魚は、何ですか?」→A2「商品として高いけど、余り入荷しないものは、ノドグロ。また、地球温暖化により、熱帯系の魚が入ってくることがある。」

Q3「一番多く捕れる魚は、何ですか?」→A3「マイワシやカタクチイワシなどのイワシ類が3割。後は、ブリ類。」

Q4「サメなどの危険な魚を捕ったことはありますか?」→A4「私たちは、漁師ではないが、ここに入ってくる魚で、さっき見てもらったハモやトラフグは、噛むので危険な部類。」

Q5「一番大変なことは、何ですか?」→A5「たくさん捕れすぎると、値段が下がる。でも、魚が捕れないことは、もっと大変なこと。」

Q6「何人くらいの職員が働いていますか?」→A6「職員が12人、仲買人なかがいにんが20人。別に、漁師さんが出入りしている。」

Q7「冷凍できない魚は、ありますか?」→A7「もっと温度を下げ、マイナス40度くらいまでしないといけないのが、マグロ。美味しく食べられないから。」

 お忙しいところ、いろいろな所を見学させていただき、魚介類を触らせていただいたり、丁寧に質問に答えてくださり、ありがとうございました。

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