次年度入学予定児童の保護者の皆様に学校見学会を行いました

 6月24日(火)に、令和8年度入学予定児童の保護者の皆様をお招きして、学校見学会を行いました。

 開会のあいさつでは、副校長から「1年生から9年生までが同じ敷地内で学ぶ小中一貫教育校の児童生徒の様子を是非ご覧ください。」と述べました。

 次に、各学級・学年の授業の様子や、特別教室などの施設をご覧いただきました。1年教室では、少し長めに時間を取って、算数科の授業を参観いただきました。問題文を読んで、たし算になるのかひき算になるのかを考える授業でした。1年生が、張り切って学習に向かう姿を見せてくれました。

 施設見学を終え、学校側から説明会を行いました。まず、今年度の児童生徒数や校訓、教育目標などを説明しました。

 続いて、入学までに身に付けさせてほしい力をお願いしました。「①あいさつ、返事、名前が言える」ことと、「②自分のことが自分でできる」ことです。②について具体的に言うと、「自分で起きる/決まった時間に寝る、起きる/一人で着替えができる/脱いだ服がたためる」で、これらを「焦らず、繰り返し、励ましながら行ってください。」とお願いしました。

 「③集団生活のルールを少しずつ身に付けてほしい」とお願いしました。具体的には、「自分の物、人の物の区別ができる/片付け、整理整頓ができる/約束やルールが守れる/友達と遊べる/食事が決まった時間に終えられる(20~25分)」ことだと説明しました。社会性を身に付けることが大切だという内容です。新1年生にとっては、給食を多く感じる子もいるということから、給食の時間内に食べられるように今から練習をしておいてほしいということも伝えました。

 「④文字や数字に興味をもつようになったら、『自分の名前を読む/本に親しむ/平仮名、数字は正しい筆順でかく/鉛筆は正しい持ち方をする』」ということもお願いしました。入学してから学校が教える内容ではありますが、これらを入学前にこれだけしていただけたら、スムーズに学校生活に移れると思います。

 「⑤困ったことが先生に言える」というのも大事な力です。「体がしんどいです。/○○さんに『あっち行って。』と言われて嫌でした。/おかずが零れてしまいました。/おしっこが間に合わなくてズボンが濡れてしまいました。/こけて怪我をしました。」などです。

 最後に、各ご家庭で「⑥自己肯定感を育ててほしい」ということを強調しました。「一人でできた!もっとやってみたいな。/できるようになってうれしいな。/難しかったけど、やっとできた!/私って凄い!/私って結構やれる!」という気持ちが生まれるよう、待って、褒めて、励ましてほしいとお願いしました。

 学校側から多くのことをお願いしましたが、子どもたちがスムーズに学校生活に移行できるよう保護者の皆様のご支援・ご協力を賜りたいと思います。

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