9年生へ「ありがとう。」

 3月12日(水)に、生徒会と7・8年生を中心に、9年生を送る会を開催しました。

 生徒会副会長の開会あいさつに続き、各委員会からのレクリエーションが行われました。広報委員会については、すでに「お昼の放送」で、9年生のリクエスト曲の特集を組んで、この日に至るまでの雰囲気を高めてきました。

 文化委員会からは、「国語の教科書クイズ」を行いました。各学年の国語科の教材などから出題されるというアカデミック(?)なクイズで、体育祭の赤・青・黄組に別れてチーム戦を行いました。1問目から「国語の教科書の出版社はどこ?」と、生徒たちにとっていきなり難問が出ました。正解は、「光村図書」で、赤組が見事正解し、他の色から感嘆の声が上がりました。全12問、終始大盛り上がりでした。

 続くレクリエーションは、文化委員会「ベル着キングは誰だ!!椅子取りゲーム」でした。よくある椅子取りゲームでは、音楽を流している間、プレイヤーは椅子の回りを歩き、音楽が止まったら椅子に座るというルールです。今回は、ベル着を競うというタイトルどおり、チャイムが鳴ったら椅子に座るという方式で行いました。そして、キングが9年生なら7・8年生に感謝の一言、7・8年生なら9年生に一言、というルールでした。1回ごとに5脚ずつ椅子を減らしていき、6回目に決勝戦となりました。9年生と8年生の一騎打ちとなり、栄えあるベル着キングは、8年生に決まりました。その「ベル着キング」から、「体育祭や部活でもりあげてくださりありがとうございました。高校に行ってもがんばってください。」というメッセージを伝えました。プレイヤーはもちろん、見ている人も楽しめたゲームでした。

 休憩を挟んで、保健体育委員会によるジェスチャーゲームが行われました。赤・青・黄組に分かれて、提示された「お題」を身振り手振りで表現し、チームメイトが答えます。「パス」は、何回してもよいこととされていましたが、パスをする生徒はほとんどなく、次々と表現力を駆使してお題に挑戦していく姿に、爆笑が起こりました。

 続いて、学級委員会がこの日のために作成した「思い出スライドショー」が上演されました。9年生の卒業をお祝いし、ありがとうの気持ちを伝える内容で、小学部の児童も登場しました。各学年様々な趣向を凝らしたメッセージで、9年生のうれしそうな表情が印象的でした。

 いよいよ9年生からの発表です。在校生へのお礼の言葉に引き続いて、『贈る言葉』をスライド・ショーを上演しながら合唱しました。

 歌い終わると、9年生からの期待のメッセージが伝えられ、今年度の「受験体験記」が在校生に贈呈されました。

 最後に、これまで何度か登場している、みんなの健闘を応援する「健闘使」が登場し、9年生に「ありがとうございました。」という熱いお礼の言葉を伝えた後、生徒会長のあいさつにより、会はフィナーレを迎えました。

 終始優しい空気が流れ、いつまでもこの場にいたいと思える素敵な会でした。行事や部活動を共にがんばってきた仲間同士で創り上げた、温かい心の交流会。9年生にとってもすばらしい思い出の一つとなったでしょう。 

タイトルとURLをコピーしました