2月14日(金)に、三和学園生徒会が福知山ユネスコ協会へ書き損じはがき848枚を贈呈しました。
三和学園生徒会では、毎年、ユネスコ世界寺子屋運動の「書き損じハガキ・キャンペーン」に参加しています。ユネスコで回収されたはがきは、募金に換えられ、世界寺子屋運動に使われます。
世界寺子屋運動とは、基本的人権として誰もが教育の機会を得て、貧困のサイクルを断ち切り自ら考えて行動を起こしていけるように、平成元(1989)年から続けられている活動です。寺子屋は、年齢、宗教、性別にかかわらず、全ての人が公平に学べる場として、海外ではCommunity Learning Center (CLC) と呼ばれています。コミュニティの拠点として、地域の人々が自身で運営し、基礎教育や職業訓練の場として、また、図書館、地域のお祭り会場、互助やボランティア活動、文化交流拠点として、多様な役割を果たしているのだそうです。運動は、非識字者や貧困層の人たちが多いアジアで主に展開されていて、これまでに44か国1地域で540の寺子屋が建設され、135万人以上に教育の機会が提供されたそうです。
今年の1月から、三和学園をはじめ、三和こども園など三和町内の様々な事業所や施設に書き損じはがき回収箱を置かせていただき、地域の皆様にもご協力いただきました。たくさんのはがきをお寄せくださり、ありがとうございました。


