3年 駐在さんから警察官の仕事を学びました

 12月12日(木)に、3年生が社会科の学習の一環で、三和駐在所の木下警部補から、警察官の仕事について教えていただきました。

 警察官は、みんなが安全に、そして安心して生活できるように、地域を見守る仕事をしています。これこそ、「将来、人の役に立つ仕事がしたい。」と思ってきた木下さんの理想の職業だとのことです。

 まず、福知山警察署について教えていただきました。警察官が働く場所には、警察署のほかに交番と駐在所があります。ところで、皆さんは、交番と駐在所の違いをご存じですか?下の①②に入る言葉を考えてみてください。

・交番は、警察官が(①    )で入れ替わって仕事をしています。

・駐在所は、警察官が(②    )と一緒に生活をしながら仕事をしています。

 分かりましたか?正解は、 ①交替 ②家族 です。福知山市には、交番が4か所、駐在所が12か所あります。

 次に、警察官の仕事を教えていただきました。仕事には、パトロール、交通整理、地理案内、落とし物の取り扱い、巡回連絡などがあります。木下さんは、パトロールをとても大切にされているので、三和町の人を全てご存じだとのことです。

 最後に、警察官の装備を教えていただいたり見せていただいたりしました。拳銃、手錠、耐刃たいじん防護衣、警棒、警笛、警察手帳、無線機、スマホです。全てに紐が付いていて、落とさないようになっていました。拳銃は、人に見せることさえ禁じられているとのことでした。木下さんは、無線機を2台持って、一つは福知山警察署、もう一つは京都府警察本部との通信に使うのだそうです。なぜ、防弾チョッキではなく耐刃防護衣を着用しているのかというと、日本では、銃よりも刃物による犯罪が圧倒的に多いためだということでした。

 児童代表が丁寧にお礼を述べた後、全員、耐刃防護服を着せていただきました。刃物の貫通を防ぐために丈夫に作られているので、その分重くなっていました。

 困っている人を助け、事件・事故を解決する正義のヒーローが理想だという木下さん。今日は、警察官の仕事内容だけでなく、木下さんの仕事に対する熱い思いも聞くことができ、大変有意義でした。お忙しい中お越しくださり、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

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