12月2日(月)に、3年生が福知山市消防防災センターを見学しました。すでに、三和地域の防災の取組について学習を進めているので、今回は、市の取組と比較ができます。体験学習もできます。
まず、消防士の仕事や市内の火災発生状況、防火の取組などについて教えていただきました。市内には多くの消防自動車があり、その用途も違うことも分かりました。
続いて、施設を見学するとともに、火災の煙が充満する部屋から、いかに安全に避難するかという「煙体験」や、調理の際に立ち上った火を消火器で消す「消火器使用体験」といった体験学習を行いました。煙が充満すると前方が見えにくくなること、煙を吸わないように低い姿勢を取りつつも素早く避難すること、消火器はきちんと火元に向けて噴射しないといけないことなどが分かりました。
さらに、火事の指令を受けた消防士が迅速に装備を整えるまでの実演や、様々な消防車を見せていただきました。また、消防士の装備の一部を背負わせてもらうことができました。圧縮空気のボンベがとても重いことが分かりました。ボンベの中に空気が圧縮されて入っているのですが、ボンベが破裂しないようにとても頑丈に造られています。だから重いのです。
消防自動車には、最前線で火を消すポンプ車や、水を運んでポンプ車を支援するタンク車、火災や交通事故、自然災害などに対応する救助工作車、これらの車両を指揮する指揮隊車、そして、はしご車や救急車などがあることが分かりました。すでに出動している車両があり、火事はいつ起こるか分からないということが実感できました。
食堂やトレーニングルームも特別に見せていただきました。
1分1秒を争う火事の現場で働く消防士の大変さや、命や財産を守る仕事へのやりがいなど、多くのことを学ぶことができました。学んだことや気付いたことは、しっかりメモして帰りました。
この日の学びを今後の生活に生かし、安全に過ごしていけるようにしたいです。お忙しい中貴重なお時間をありがとうございました。














