3年生が三和創造学習や社会科で防災についての学習をしています。
11月27日(水)には、中出地区の消防設備を探索し、地域の防災に対する思いを考えました。子どもたちは、梅田神社周辺と旧中出分校周辺に分かれ、地図に示された消防施設を探して歩きました。どちらのグループもスムーズに施設を見付け、中出大池で合流しました。






大池では、地域の消防団に所属されていたという河野様から体験談をお聞きしました。かつての大火事では、防火水槽や大池の水を使って、みんなで協力しながら消し止めたという話に、感心しながら聞きました。河野様、貴重なお話をありがとうございました。



次に、旧川合小学校へ行きました。ここには、昔の道具があり、火吹き竹や背負子、羽釜などを吉田地域講師の解説付きで見学しました。昔は、調理に火を使うことが多く、現代に比べて火事につながることが多かったということです。大きな立体地図もあるので、先ほど訪れた大池の位置を確認しました。大池は高い所にありますが、川は低いところにあるので、一度火事が起きると消火が大変だということを目で見て確認することができました。


最後に、大原神社へ行きました。230年前の火事の後に造られた防火水槽が見られました。続いて、大原神社に連なる末社「火防の社」火之神神社と、「鮭魚化神」を祀る飛瀧峯社へ行きました。火之神神社では、毎年2月3日に鎮火祭が行われ、豆がまかれるそうです。飛瀧峯社には、この地に悪しき事があれば鱒、不浄の事があれば鮭が水面に姿を現すという言い伝えがあるそうです。



この日もたくさんのことを学ぶことができました。今回の学習を受けて、12月2日(月)には、社会科で福知山市消防防災センターの見学へ行きました。その話は、また後日お知らせします。