タイトルにある「足下を掘れ 泉湧く」は、三和創造学習の吉田地域講師が生徒たちに投げかけた言葉です。自分たちが住む三和地域について深く掘り下げることで、足下に埋まっている泉(宝物)を見付けてほしい。そういう願いが込められています。19世紀のドイツの哲学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェの言葉が元となっています。
10月7日(月)に7・8年合同で地域調べ報告会を行いました。夏休みに三和地域の方々にアポイントメントを取って聞き取りを行い、お話や、その時頂いた資料を基にまとめたものを報告し合いました。調べたテーマは、大きく四つに分けられます。
1 転換点の三和の行政・産業
2 三和地域に残る文化・歴史
3 三和地域の防災
4 これからの三和の地域づくり
7年生は、こういった学習が初めてだったので、難しかったと思います。でも、しっかりとやり遂げた生徒が多く、感心しました。
8年生は、昨年に引き続き2回目ということで、詳しく調べるとともに、読み手に伝わるように分かりやすくまとめていました。原稿の訂正も少なかったという話を聞き、さすが8年生だと思いました。
今年は、三和町節目の年で、三和荘が市直営となりリニューアル・オープンしたり、福知山市立図書館三和分館、三和地域公民館、三和地域協議会が移転したりするなど、いろいろなことがありました。今回の報告会では、地域の地理や歴史、行政について学ぶだけでなく、正に転換点に立つ三和について学び、これからについて考えることができました。
改めて、報告し合うことに意味があるのだと思いました。報告することで学びをアウトプットするとともに、聞くことで最新の情報をインプットできるからです。今日学び合ったことを基に、さらに学びを積み重ねていき、9年での「三和地域を活性化させるためにどうするか。」という学習につなげていきます。









生徒たちがまとめたものは、11月1日(金)に開催する第6回文化祭で展示します。お越しの際は、是非ご覧ください。