芸術の秋…にはまだ早いですが、6年生が動き始めました。今日9月5日(木)午前の時間をたっぷり使い、大原神社の本殿を鉛筆でスケッチしました。
大原神社は、仁寿2(852)年の創建ですが、現在の本殿は、寛政8(1796)年に再建されたものです。当時の宮大工の精巧な技術を随所に見ることができる重厚感のある造りとなっています。
6年生は、これまで学校で、写真を見ながら建造物を描く練習を行いました。次にB4サイズの紙に大原神社本殿を大まかに描くことで、本番に向けて自信を付けてきました。
そうして迎えたのが今日だったのです。担任からは、「一部分ではなく、しっかり見て全体を捉え、『圧倒的に』描きましょう。」という指示がありました。みんな、紙の上に、立体的に本殿を表現しようと一心に鉛筆を動かしていました。実物を目の前にして描くというのは、五感を総動員して捉えたイメージを表現する行為です。一人一人がどう捉え、どう表現するのか、今後がとても楽しみです。


