最初の見学先の京都国立博物館では、縄文土器から平安時代の仏像、近世の甲冑など、歴史的遺物を多く見ることができました。また、「豊臣秀次公430回忌特集展示 豊臣秀次と瑞泉寺」を開催していました。16世紀、戦国時代を終わらせ、天下統一を果たした豊臣秀吉の甥として生まれた秀次は、秀吉の後継者として関白にまで上り詰めました。しかし、秀吉に実子が誕生すると、次第に両者の仲は疎遠になり、文禄4(1595)年7月、ついに自害に追い込まれました。さらに同年8月、秀次の縁者は全て京都の三条河原で処刑されました…。今年は、秀次とその一族の430回忌に当たるので、特集展示が組まれ、一族の辞世の句などが展示されています。4年生にとっては、まだ難しいと思いましたが、まだ習っていない漢字だらけの解説を前に、真剣にメモを取る姿に感心しました。
京都御苑での昼食は、雨が降っているため、外でという訳にはいきませんでしたが、休憩所内で摂ることができました。しっかり完食し、これから友禅染体験に臨みます。


