9年生が図書館を建てる相談をしました 租税教室

 7月9日(火)に税理士を講師に迎え、9年生が租税教室をお世話になりました。6年の頃から社会科などで税金についての学習をしてきており、租税教室も6年時に受講済みです。今回、講師から「どんな税金があるか?」と質問された時には、たくさんの回答があり、さすが9年生だと思いました。

 今回のメインの活動では、「Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、Eさんの5人の税金から1,000万円の図書館を建てるには、幾らずつ支払えばよいか?」を班ごとに話し合いました。講師からは、5人の年収を加味して考えるようにという指示がありました。年収の内訳は以下のとおりです。是非皆さんも考えてみてください。

Aさん…60歳 年収2,000万円 社員200人の会社の社長

Bさん…25歳 年収1,000万円 世界旅行が人気のユーチューバー

Cさん…45歳 年収500万円 家を建て、お金のかかる小・中・高校の3人の子どもを抱える会社員

Dさん…20歳 年収100万円 フリーター

Eさん…85歳 年収10万円 一人暮らしの高齢者

 生徒たちは、班の中で様々な意見を交わし、メモや計算を繰り返して、年収や家庭状況に見合った金額を考えていました。特に、Cさん、Dさん、Eさんの金額を考える時間に長くかかっていました。積極的に学習に参加する姿がすばらしかったです。

 税金は、安心安全な世の中にするために不可欠であり、それぞれの立場を考えながら公平に出し合うことが必要だとのことでした。そして、みんなは、これからの日本の主人公なので、納税だけではなく、税金の使い道や公平な集め方に関心を持ち、主体的に何ができるか考えていくことが大切だと教えていただきました。

 

 良い学習ができました。ありがとうございました。

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