3年生、三和創造学習で友渕・高杉地区へ

 6月6日(木)に3年生が友渕地区へ行き、地域の産業であるぶどうの栽培について学びました。今回は、ジベレリン処理という作業を体験しました。植物ホルモンの一つであるジベレリンを使用し、ぶどうの成長を促進して「種入りぶどう」から「種なしぶどう」にするための処理です。ぶどうの房一つ一つを手作業でジベレリン液に浸していくという作業です。3年生8人は、ジベレリン液を一気に房全体に浸すこと、作業が終わった目印に洗濯ばさみを取り付けていく、という一連の作業を二人1組で行いました。「二度漬け」すると、ぶどうがだめになると聞いて、みんな真剣に作業を行っていました。今後、収穫までに幾つかの作業を体験させていただきます。今後ともよろしくお願いします。

 次に、牛舎の見学をお世話になりました。聞けば、今朝4時に子牛が産まれたばかりの母牛がいるということでした。出産後の牛は、大変気が立っているので、子どもたちは、母牛を刺激しないよう音や声を出さないよう気を付けながら牛舎を見学させていただきました。見学後は、質問にも答えていただき、ありがとうございました。

 最後に高杉春日神社で、昔の農業において牛がいかに大切な存在であったかを教えていただきました。かつては、どこの家でも牛を飼っていたこと、飼っていたというより家族同然家の中で牛と暮らしていたこと、農作業で山に入るための登山道に人用と牛用の道があったことなどの興味深いエピソードに子どもたちは驚きを隠せませんでした。

 今回も多くの地域の皆様にお世話になりました。本当にありがとうございました。

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