避難訓練(地震)

28年前の今日、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、建物の倒壊や火災が相次ぎ、6434人が亡くなりました。
非常に大きな揺れでしたので、関西圏にお住まいだった保護者様は記憶されていることと思います。
また、2011年3月11日には、東日本大震災が起きました。
5年前の大阪北部地震は、現在の6年生、5年生が、2年生、1年生だった時に、
学校への登校中の7時58分に発生し、実際に児童全員が運動場に集合・避難しました。
校舎の一部が破損したり、給食室が止まったりしましたので、
保護者の皆様にお子様をお迎えに来ていただきました。
地震はいつ、どこで、どんな規模で起きるかわかりません。
それだけに日ごろの備えや、心構えがとても大切です。
本日は、震度6の地震を想定した避難訓練をおこないました。
訓練をおこなうにあたって、事前に避難の際の指導はおこないましたが、
訓練がある日にち、時間は知らせていませんでした。
本日の中間休み、校内放送でJアラートの音が鳴ると、
子どもたちは驚いた様子でしたが避難訓練をおこなうこと、震度6の地震を想定していることを聞くと、廊下や教室にいる子たちが、次々としゃがんで頭を隠す動きをしました。
特に地震で怖いのが、壁、建具の倒壊やガラスの割れです。
壁沿いにいる人は、部屋や廊下の真ん中に集まるように指示があり、
揺れがおさまるまで、静かにじっと待ちました。
揺れがおさまったことが放送で告げられると、みな慌てず次々と運動場に移動していきました。

運動場にいた人と合流すると、クラスごとに整列し、人数確認がおこなわれました。

校長先生から、阪神・淡路大震災、東日本大震災、大阪北部地震の様子が伝えられると、子どもたちは自分事として話を聞きいっているようでした。

自分の命は自分で守る。
その場に大人がいないこともあるでしょうし、
まわりがどういう状況なのか、自分がどう行動するかは、自分が決める場面も出てくるかもしれません。(大阪北部地震の時は、登校班中で子どもたちだけで判断を迫られました班もありました)

万が一に備えて、子どもたちには
①地震が起きたら、窓ガラス、棚など倒れてきそうなものから離れて、頭を守ってその場にしゃがむ。
②教室などの近くに机がある場合は、机の下に入り、落下物から身を守る。
③運動場にいる場合は、建物から離れ、中央に集まる。
④静かに、揺れがおさまるのを待つ。
ことを伝えています。


本日のニュースや新聞等でも、28年前の阪神淡路大震災についての報道があると思います。
ご家庭でも話題にしていただいて、命を守るための行動についてお話いただければと思います。
家に子どもだけでいるときに被災した場合等、家からの避難についてもお話してもらえればと思います。
子どもたちは、避難の最中も、教員からの話も、静かにしっかり話を聞いていました。予告なしの訓練にもかかわらず非常に素晴らしい態度でした!!

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