新年が明けました。
元日より、能登半島地震や航空機事故など私たちや子どもたちにとっても、
ショッキングなことが次々と起こり、不安な日々が続いています。
お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
本日は3学期始業式でした。
校長先生からは、それらの話を踏まえて「当たり前のことを当たり前にできること」を大切にしてほしい。
とお話がありました。
子どもたちは自分ごととして捉えて、真剣に耳を傾けていました。
特別なことはできなくても、自分ができる当たり前のことに感謝し、
今の学年も残り3か月、一生懸命過ごしてくださいね。
そして次に、校長先生からプレゼントのメッセージがありました。
真剣な表情の子どもたちから、ぱっと笑顔の輪が広がりました。
そうです、メジャーリーグ、大谷翔平選手からのグローブのプレゼントです。
メディアでもすでに話題になっていますので、子どもたちはみな知っているようでした。
校長先生から、大谷選手のメッセージが読まれました。
(前文省略)
この手紙は、このたび私が学校に通う子どもたちが野球に興味を持ってもらうために立ち上げたプログラムをご紹介するためのものです。
この3つの野球グローブは学校への寄付となります。
それ以上に私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。
それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。
このグローブを学校でお互いに共有し、野球を楽しんでもらうために、私からこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ幸いです。
この機会に、グローブの寄贈をさせていただけることに感謝いたします。
貴公の益々のご発展をお祈り申し上げます。
野球しようぜ
大谷翔平
手紙が読まれると、みんなは嬉しそうにザワザワと話しだしました。
校長先生から、
「このグローブがみんなが使えるようにはどうしたらいいと思いますか?
ぜひ、児童会のみんなに考えてほしいと思います。」
と、大谷選手の思いをどうしたら全校のみんなに届けられるか、
子どもたち自身が考える宿題をもらいました。
早くもっと近くで見たり、触ったりしてみたいですね!
とりあえず各クラスには1か月ほどかけて順番に回していきます。
その後の使い方については、児童会がアイデアを出して、
みんなが楽しめて元気がもらえたり、
野球がすきになるような企画が生まれるといいですね!
大谷選手、ありがとうございました!
そして、保護者の皆さま、
本年もどうぞよろしくお願いいたします!