6年「校外学習~奈良公園➁~」

奈良公園に到着した6年生は、グループごとに東大寺をまわります。

                    

東大寺は、奈良時代に聖武(しょうむ)天皇によって建立された、

華厳宗(けごんしゅう)の大本山です。

木造建築としては世界最大級の「大仏殿」を持ち、

 

鎮座するご本尊は「奈良の大仏様」として広く一般に親しまれています。

奈良時代を代表する寺院としての文化的価値は高く、

「古都奈良の文化財」の一つとして

1998(平成10)年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。

奈良時代は、日本の文化や芸術が花開いた時代ではありましたが、

政変・干ばつ・地震などの災厄も多く起こった時代です。

聖武天皇は仏教の教えで国を守りたいと考え、

全国に国分寺(こくぶんじ)や国分尼寺(にじ)を建てています(741)。

東大寺にも、その役割が与えられ、

大和(やまと)国の国分寺として多くの人の信仰を集め、「総国分寺」と位置づけされました。

大仏殿は、東大寺の本尊である「盧舎那仏像(るしゃなぶつぞう)」が鎮座している場所です。

お堂は、日本最大級の木造建築といわれています。

ただし、創建当時の大仏殿はさらに大きく、

今と比較して1.5倍もの大きさがあったそうです。


本尊の大仏は、仏教の教えを具現化したもので

「宇宙そのもの」を表わしているといわれます。

造られたのは奈良時代ですが、

大部分は失われ、天平(てんぴょう)当時の部分は

台座などのごく一部だけ残っています。

サイズは創建当時よりもやや小さく、

座高は約15m・台座の外周は約70mとなっています。

 

また大仏殿では、柱に空いた穴をくぐり抜ける「柱の穴くぐり」が人気です。

穴は大仏の鼻の穴と同じ大きさで、

くぐると「無病息災」「祈願成就」などの

ご利益があるといわれています。

他にも、

南大門、

二月堂、

法華堂など、見どころがたくさんあります。

6年生はグループごとに回って、みんなで仲良く見学しています。

 

正倉院も社会の資料集で見たことありますね!

みんな和気あいあいと楽しい雰囲気が伝わってきます。

この後、11時50分から昼食です。

 

 

 

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