てるてる坊主(てるてるぼうず)は、
照る照る坊主とも表記され、翌日の晴天を願い、
白い布や紙で作った人形を軒先に吊るす日本の風習の一つです。
日本では、江戸中期には既に飾られていたようで、
この頃の人形は折り紙のように折って作られる
より人間に近い形をしており、これを半分に切ったり、逆さに吊るしたりして祈願したと記録されています。
子どもたちはいつ、どのタイミングでこの「てるてるぼうず」を知るのでしょうか。
誰かに作りなさいと言われるわけでもなく、
楽しい日を翌日に控え、
明日の晴天を心から願うとき、
居ても立っても居られず、作りたくなるのでしょうね。
明日に修学旅行を控えた6年生の教室には、
たくさんのてるてるぼうずが吊るしてありました。
また、6年生の教室に、
4年生のみんなが、大きなてるてるぼうずを作ってプレゼントしに来てくれました。
当事者ではない4年生が、6年生のためを思って一生懸命作ってくれるなんて、
なんてうれしいことでしょう!
6年生は温かい気持ちになって、明日の修学旅行を楽しみにしています。
予報に負けず、
みんなの思いが詰まったてるてるぼうずの力を願うばかりです!