昨日の午後、6年生は「大地の学習」に出かけました。
鳥取県から経ヶ岬までの海岸は、山陰海岸ジオパークに認定されています。日本列島がアジア大陸の一部であった頃から現在までの多様な岩石、化石などの地質遺産を見学しました。
バスの中では、竹野川流域の河岸段丘の学習をし、雨量観測、河川防災カメラ、積雪観測所など、気象観測器を見つけました。
立岩が見える所では、マグマが冷えて固まり、岩石が縦に割れた「柱状節理」を目の前で見ました。
琴引浜鳴き砂文化館では、館長さんから鳴き砂や漂着物の話を聞き、自分たちに何ができるかを考えました。顕微鏡で微小貝を見た後で、実際に探してみました。
琴引浜に移動し海岸におりて、岩に黒っぽい模様があるのを見つけ、これは、昔、生物が通った跡「生痕化石」であることに驚きました。
最後の見学地は郷村断層です。1927年の丹後大震災でずれた地面の様子が、そのまま保存してあります。自然の力の大きさを感じました。