
今日の給食は ごはん・サバのごまみそ焼き・吉野汁でした。
奈良県の吉野地方では、「くず」という植物の根からくず粉をとり、これを使ってとろみをつけた料理が作られていました。今ではくず粉が大変貴重なものとなり、代わりに片栗粉を使うことが多いですが、とろみをつけた料理の名前に『吉野』とつけることがよくあります。吉野汁もその一つです。汁にとろみをつけると、舌触りがよくなるだけでなく、汁が冷めにくくなります。
サバは、ごまを混ぜたみそを塗って香ばしく焼きました。いつもよりも食べやすかったようで、「今日は皮まで全部食べたよ~」と教えてくれた子がたくさんいました。