10月に入り、すっかり秋らしくなってきました。シカの声が、山から響いて聞こえてきます。窓から冷たい秋風も入ってきます。校長室にも、訪問者がありました。
5年生の男の子です。畑で育てていた豆が食べられるようになったので少し持って来たとのこと。お店で売っているような立派な豆でした。上手に育てたことが分かります。食べたら感想を聞かせてほしいというおまけもついていました。
4年生の女の子が、「はい。」と言って持って来てくれたのは、アサガオの種です。私が児童玄関前で育てていたアサガオ。その種の茶色になったものから少しずつ採っていたのですが、そのとき、お手伝いをしてくれた子です。中の黒い種だけにして、片手分の種を渡してくれました。あったかい心も届き、嬉しくなりました。
珍しい訪問者もありました。金魚です。保護者の方から、頂きました。もらってほしいとのこと。中庭の池に入っていただきました。スイレンに隠れて身を守りながら、長く生きて欲しいと思います。
収穫の秋、出会いに感謝しながら10月を充実させたいと思います。