平成15年度教育資料






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パンフレット紹介
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発刊にあたって

発刊にあたって
  基礎・基本の学力の確実な定着と生きる力の育成を基本的なねらいとした学習指導要領が施行されて3年目を迎えようとしています。
 平成15年12月、中央教育審議会の答申を受けてその内容も一部改訂され、引き続きその趣旨の一層の実現を図ることの必要性が求められています。これからの社会を担う児童が主体的、創造的に生きていくためは、一人一人の児童に「生きる力」の知の側面である「確かな学力」を身に付けることが重要とされています。   
  各学校においては、学校の実態を踏まえ、新しい学習指導要領の趣旨を実現するために、創意を生かした特色ある教育課程を編成し、取組を進めていただいているところです。
 京都府におきましても、個に応じた指導を積極的に進め、基礎的・基本的な内容を確実に身に付けさせるとともに、自ら学ぶ意欲と自ら考える態度を育てる教育の推進をその努力点の一つに掲げ、新しい時代を拓く教育の推進に努めているところです。
 指導と評価の一体化を図るためには、授業実践を通して児童はどのような力を付けているのか、十分に達成している内容は何か、さらに、努力の必要な内容は何かを適切に評価し、その評価を次の学習指導に生かすことが大切です。
 京都府総合教育センターでは、本年度から2年計画で、「評価を生かした授業改善」をテーマに研究協力員の協力を得て、評価に視点を当てた研究に取り組んでいます。評価の研究は、既に各小学校において熱心に取り組まれているところですが、学校の説明責任という差し迫った事情から、評定の仕方や在り方に校内研修の中心があったと認識しています。したがって、授業改善に生かす評価の研究は、長期の展望をもって今後も継続する必要があると考えています。
 そこで、京都府総合教育センターでは、こうした学校の継続研究課題を支援できるようホームページを通じて参考資料をお届けすることとしました。
  各学校におかれましては、この資料を有効に活用いただき、創意工夫ある教育活動を一層積極的に展開していただくことを願っております。

   平成16年3月          

                               京都府総合教育センター所長
      




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評価を生かした授業改善



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各教科編の特徴
各教科編の特徴
国語 「どのような言語の力をつけるのか、そのためにどんな言語活動をさせるのか」を明らかにして具体の評価規準を作る。 音楽 多様な表現方法を提示し、児童が主体的に音楽に関わる授業の改善を図る。
社会 観点別評価によって児童のどのような姿をとらえるか、4つの観点から学びの過程を具体的に考える。 図工 表現と鑑賞の活動を関連させながら資質がバランスよく育つよう学習活動を計画し、4つの観点で実現状況を評価する。
算数 3つの評価方法を組み合わせて、算数的活動における児童の変容を見て取る。 家庭 これまでの家庭科指導を見直し、授業改善をどのように図るか、4つの観点から家庭科の力をとらえ、評価する。
理科 4つの観点を目標の実現状況を分析的に見る窓口としてとらえ評価の計画を立てる。 体育 児童の自発的・自主的活動を大切にし、1時間の授業を3分割構成で計画し、児童の実現状況を評価する。
生活 一人一人の児童のよさを見付け、活動を通して児童の変容を評価し、次の活動や指導に生かす。




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見やすく工夫した理論編




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指導場面を具体的に示した実践編




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評価のための教材を豊富に提供した資料編



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平成15・16年度/研究事業・本編



評価を生かした授業改善(小学校編)
京都府総合教育センター


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ご利用の皆さまへ

  評価を生かした授業改善は、児童一人一人に応じたきめ細かい教育を推し進めるための必須の条件といえます。
  深い児童理解に基づく指導を一層進めていくために、指導と評価の一体化をねらいとした資料を作成し収録しました。
  評価を生かした授業改善を進めるためには、息の長い実践による検証が必要です。京都府総合教育センターは、今後も新しい資料の提供を行い、学校を支援していきます。
 


利用の手引き  

このホームページは、学習指導の改善をめざして、日々の授業に簡単に活用できることを目的として作りました。
このサイトは、目的に応じて活用しやすいように「総論編」と「各教科編」に分かれています。


総論編 校内研修などで活用したい方

○  これからの評価のポイント HTML版  PDF版
ポイント1 「基本としての観点別学習状況の評価」 HTML版 
ポイント2 「目標に準拠した評価」 HTML版 
ポイント3 「個人内評価の工夫」 HTML版 
ポイント4 「指導と評価の一体化」 HTML版 
ポイント5 「児童や保護者への説明」 HTML版 
ポイント6 「評価の方法、場面、時期などの工夫」 HTML版 
ポイント7 「教員間の共通理解」 HTML版 
ポイント8 「学習指導要領の『基準性』の一層の明確化」 HTML版 
ポイント9 「個に応じた指導の一層の充実」 HTML版 


各教科編 明日の授業実践に役立てたい方

※ 各教科編は、3つの内容で構成されています。(1)理論編 (2)実践編 (3)資料編
 国語 HTML版 / PDF版
 社会 HTML版 / PDF版
 算数 HTML版 / PDF版
 理科 HTML版 / PDF版
 生活 HTML版 / PDF版
 音楽 HTML版 / PDF版
 図画工作 HTML版 / PDF版
 家庭 HTML版 / PDF版
 体育 HTML版 / PDF版



関連リンク先  

  文部科学省(審議会答申通知文

  国立教育政策研究所教育課程研究センター( 評価規準、評価方法等の研究開発

    京都府総合教育センターだより

第70号 基礎・基本の徹底と「生きる力」
第71号 評価を生かす(1)
第72号 評価を生かす
第73号 評価を活用した個に応じた指導
第75号 評価を生かした授業改善を進める

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