5 鎌倉時代

 鎌倉時代になると、荘園村落では、村の有力な人を中心にして、山野の開発、用水の利用などに、農民が協力してあたるようになります。こうした村落の発展は、近隣村落との争いを引き起こすことにもなり、かえって村のまとまりを強くしました。人々は、石塔や石仏を建て、生活の安全を祈願しました。
 最近では、発掘調査によって、いくつもの中世集落が見つかっており、当時の人々の生活の様子が具体的に明らかになってきています。

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