3 飛鳥・奈良時代

6世紀半ばに日本列島に仏教が伝来し、6世紀末には蘇我氏によって最初の本格的な仏教寺院、飛鳥寺が建立されました。その後、国家的な仏教興隆策により、山城各地にも寺院が造られていきます。
 8世紀になると平城京に都が遷り、南山城はまさに山の背の国として、都に関係する諸施設、泉津、鋳銭所、離宮が営まれ、さらに一時的には都、恭仁京が造られました。それは8世紀末以降、山城国が首都として定着する前ぶれでもあったのです。

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