発掘された日本列島2025

特別展・けいはんな万博2025関連事業
発掘された日本列島2025
地域展「天平の風、山背に薫る」
会期 9月6日(土)~10月5日(日)

京都府内では実に22年ぶりの開催となる今年度の「発掘された日本列島」展では、近年に全国で実施された発掘調査の中から、注目の遺跡の出土品を展示する「新発見考古速報」、特集展示として「埴輪列の世界」をお送りします。さらに、「わがまちが誇る遺跡」展示として、「洞窟王国 佐世保」、「琵琶湖の水中遺跡」、「東国千年の都 古墳から古代へ」の3つのテーマで各地の特色ある遺跡群を紹介します。
同時開催の地域展では、「天平の風、山背に薫る」と題して、奈良時代の南山城地域にスポットをあてた展示を行います。

平城京のすぐ北側に位置する山背国には、奈良時代の生産・信仰・文化などにかかわる重要な遺跡が数多く所在しています。聖武天皇により3年余り都が置かれた史跡恭仁宮跡(山城国分寺跡)、万葉集に載る和歌が記された木簡が出土した史跡神雄寺跡、橘氏の氏寺である井手寺の塔の基壇が見つかった栢ノ木遺跡など、近年の調査で顕著な成果があった遺跡を中心として、希少な資料を展示します。
全国各地から集められた選りすぐりの出土品と、南山城地域の珠玉の出土品を同時に鑑賞できるのは会期中の約1か月間のみ。またとない貴重な機会を逃さぬよう、この秋は山城郷土資料館へぜひお越しください。
関連事業
文化財講演会①&展示解説 9月6日(土) 13:30~
「発掘された日本列島2025」展のみどころ
講師 桑波田 武志 氏(文化庁文化財第二課埋蔵文化財部門 文化財調査官)
文化財講演会② 9月27日(土) 13:30~
「恭仁宮と南山城の古代寺院」
講師 上原 眞人 氏(辰馬考古博物館長・京都大学名誉教授)
学芸員による展示解説
9月13日(土)、9月20日(土)、10月4日(土) 各日14:00~
9月27日(土)10:00~
開館時間| 午前9時~午後4時30分
休 館 日 | 月曜日(祝日・休日の場合は翌平日)
入 館 料 | 一般(65歳未満)280円
一般(65歳以上)140円
小中学生 70円
20名以上の団体
一般(65歳未満)220円
一般(65歳以上)110円
小中学生 50円
※Paypay 利用可
※年間パスポート(65歳以上)440円を御購入いただけます。
(展示期間中は、差額30円のお支払いで観覧可能)
※以下の場合は無料
・障害者手帳をお持ちの方とその介護者
・小中学校等の学校教育活動の場合
※きょうと子育て応援パスポート御利用で、保護者2名まで無料
