ようやく梅雨も明け、新しい友達を迎えてスタートした令和３年度第１学期（７２日間）が、本日最終日を迎えることとなりました。子どもたちが待ちに待った夏休みがやってきました。
新しい学校生活様式による新型コロナウィルス感染防止をしながらのスタートでしたが、昨年のように何もかもが中止となることのないように、できる工夫を最大限に取り入れながらの１学期でした。親子での運動会が難しい社会情勢の中、自分たちだけで作り上げた校内宇川っ子運動会では、高学年を中心としたチーム活動を頑張りました。一度は延期となりさらに無観客開催となりましたが、子どもたちは、いつもにも増してよく頑張り、『全集中でやりきる』のスローガン通り、力を出し切ることができました。緊急事態宣言の発出により６月の授業参観や丹後中合唱祭への参加（６年）については、残念ながら見送りとなり、修学旅行も延期となりましたが、その分、校内での教育活動に力を注ぎ、読書旬間や人権の取組などを通して心を育てる教育に全校で取り組みました。児童会を中心とした委員会活動も活発に取組を進め、クイズラリーや読み聞かせ、いいところみつけ、全校遊びなどの取組を成功させていきました。
校外学習や地域ボランティアさんに来ていただくことも自粛となりましたが、コロナ対策を取りながら限られた回数でしたが来ていただくこともできました。京丹後警察と連携した取組も進め、非行防止教室やリトルポリスの取組、地元地域への啓発放送の取組も積極的に進めました。
昨年度は市全体で中止となった水泳学習も今年度は対策をしながら行うことができました。全校みんなで２年分の汚れを落とし、各学年の目標に向けて練習に励み泳力を伸ばしてきました。残念ながら海での遠泳記録会については中止となりましたが、校内での水泳検定に向けてよく頑張りました。
何はともあれ全校みんなで、この節目を無事に迎えられたことを大変うれしく思います。保護者・地域の皆様には、学校教育に格別のご理解・ご協力をいただいたことに対し、心より感謝申し上げます。明日より子どもたちの生活は、家庭・地域中心となります。子どもたちの健康管理や家庭学習についてご支援いただきますようよろしくお願いします。学校でも指導いたしましたが、交通事故や海での事故などに遭わぬよう、また過度にネットに依存したりＳＮＳ等のネットトラブルに巻き込まれたりすることのないよう家庭でもその危険性について話し合うなどしていただけると幸いです。
第2学期始業式には、子どもたちの元気な姿を見られることを楽しみにしております。有意義な夏休みとしてください。
校長
