提灯づくりの工房へお邪魔しました(3,4年生)

11月28日(金)に提灯づくりについて話を聞かせていただいた3,4年生が、12月12日(金)に、今度は工房へお邪魔してお話を聞かせていただきました。

和紙の特性や提灯との相性の良さ、使用する竹の種類(真竹と孟宗竹)と違い、提灯に付ける家紋のことなど、いろいろ教えていただきました。
3年生からは「ここで一日中作業しているんですか?」「飽きないんですか?」4年生からは「手は痛くないですか」「ずっと座っているのですか」「作り続けてどれくらい経ちますか」などなど、工房に居てこそ感じる質問もされました。

「文字は『奈良墨の削り墨』を『大寒の水』で時間をかけて磨った墨で書く」
「『八せん』の時期は竹を切らない」など、提灯づくりの心得についても、その理由とともに話していただきました。
自然のものを材料とし、自然とともにあるお仕事なのだとわかります。
実際の工房でたくさんの材料や提灯に囲まれて聞くお話は教室で聞くのとは違います。
現場に行き、実際に見て、聞いて、感じる学習ができるのはその地域の子どもだからこそです。よい体験の機会をいただきありがとうございました。

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