4~6年生を対象に、中山芳一先生(ALLHEROs合同会社代表・IPU環太平洋大学特命教授)による特別授業を行いました。中山先生は、見えない学力とも言われる「非認知能力」について、様々な学校や保護者向けの研修や講演会を実施されています。子どもたちは学校で、教科学習をしながら学力を伸ばしていますが、学力が伸びればそれだけでよいのか、というとそうではありません。よりよく自分の人生を切り拓いていくには、様々な力が必要です。諦めずにやり抜く力、失敗しても立ち直る力、人を思いやる心、人と協力する力…そういった「心の力」の必要性やきたえ方を楽しく分かりやすくお話ししていただきました。講演を聞いた6年生は、「ぼくは、学力よりも誰かのためにというところを伸ばしていきたいと思いました」「何度でもチャンスは来る。何でも挑戦が大事と気づくことができた」「私は前まで失敗が怖くてなかなか挑戦できなかったので、これからはいっぱい失敗して、そこから学んでいこうと思いました」などの感想を書いていました。それぞれが自分を見つめ、ふり返りながら話を聞いた特別授業となりました。
子どもたちの下校後は、教職員向けの研修会を実施しました。子どもたちが、よりよく力を伸ばしていくために、授業で、行事で、学校生活でどのような働きかけができるのかということを話し合い、中山先生からも教えていただきました。教師にとっても学びの多い1日になりました!





