本校の重点教育について
<研究主題>
自他の存在を大切にし、知識・技能を活用し、学びに向かう児童の育成
<目指す授業>
見方・考え方を広げ、自問自答しながら学びをつなげる算数科の授業の創造
3年間の研究の成果として、児童が授業の中で自分の考えを伝え合う場面が多く見られるようになってきた。算数科の授業では、数学的な見方・考え方に着目しながら教材分析を行い、児童同士が本時の目標達成に向けて思考し続ける姿を目指してきた。これまでの研究成果を生かし、単元構想を大切にして身に付けさせたい力を明確にした教材分析を行っていきたい。
引き続き、3つの視点(※)に沿った授業づくりを進めていく。本年度はUDの視点も大切にしながら、富野小の児童全てが授業に主体的に参加し、自分や友だちとともに学ぶことで考えを深め合える授業を目指す。また、児童が考えを深め合うためには知識・技能を定着し、活用することも必要となる。知識・技能が活用できる最低限の学力の定着を図ることも同時に行っていく。(非認知能力と認知能力の一体化)
※3つの視点
① 子どもたちの意欲を引き出すような、めあて・問題提示・考えたくなるような導入(自問自答する)
② 子どもの学びがつながる方法(学びをつなげる)
③ 子どもたちの発見がある展開(見方・考え方が広がる)
<令和4年度の研究方針>
① 学んだことが使える課題設定(多様な考えを広げ、深まり合うような課題)
② 問いの明確化(児童が疑問を持ち、考え、交流し、新たな疑問を生む自問自答できる問い)
③ 基礎学力の定着(計算する、書く、読む)