
「学校を変える」~新しい学校教育を富野小から~
春のやわらかな陽ざしのもと、新しい年度がスタートいたしました。保護者の皆様には、日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
本校では、「子どもを主語にした学校」を合い言葉に、その実現に向けて新たな取組に挑戦してまいります。教職員一同、力を合わせてよりよい学校の姿を模索していく所存です。
■学級担任制からチーム担任制へ
これまで小学校では、学級担任が1年間を通して教科指導や生活指導を担うことが一般的でした。本校では、3年生以上で新たに「チーム担任制」を導入します。これは、一人の担任だけでなく、複数の教員が学年・学級をチームとして受け持ち、一定期間ごとに担任を交代しながら指導にあたる仕組みです。チームで子どもたちを見守ることにより、
・多面的に子どもを理解する
・よりきめ細かな学習支援を行う
・いじめや悩みの早期発見・早期対応につなげる
・教員同士が協働し、授業の質を高める
・多様な働き方に対応した学校体制を整える
といった効果を期待しています。
そのため、
・担任が一定期間で交代する(ローテーション)
・教科によって担当教員が替わる場合がある(教科担任制)
など、これまでとは異なる体制での運営となります。
これにより、子どもが相談できる教員の幅が広がることや、学年として統一した指導が可能になること、多様な価値観に触れられることなど、子どもにとって大きなメリットがあると考えています。
一方で、新しい取組であるからこそ、不安やご心配もあるかと存じます。学校では、子どもたちや保護者の皆様へのアンケート等を通して成果や課題を丁寧に把握し、改善を重ねてまいります。
■基礎学力の向上のために
本校児童の学力の実態として、学力差が大きいことが課題となっています。その背景には、漢字や語彙、計算など、学習の基盤となる力の定着に課題があると分析しています。
そこで、朝の時間にモジュール(15分授業)を活用した集中・反復学習に取り組みます。また、子どもたちがより集中して学習に向かえるよう、週時程の見直しを行い、授業の効率化も図ってまいります。
これらの取組は、子どもたちにとっても、教職員にとっても、そして保護者の皆様にとっても大きな変化となります。学校と家庭が連携してこそ実現できるものです。
「子どもを主語にした学校」の実現と、子どもたちの健やかな成長のために、引き続き保護者・地域の皆様のお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和8年(2026年)4月 校長 柴田 敬