8月21日(日)令和4年度秋季京都府高等学校野球大会2回戦の園部高校戦があやべ・日東精工スタジアムにて行われました。新チームとして初の公式戦。霧雨が舞う中での試合ということで難しいコンディションでもありましたが、選手は精一杯持てる力を発揮してくれました。
【秋季大会2回戦】
莵 道 021 72 = 12
園 部 110 00 = 2 (5回コールド)
(莵)森安、菅 - 原野 (園)林田、谷口 - 白木
先攻ということで、初回に先制パンチといきたかったところですが、気合が空回りし3者凡退となってしまいました。
1回裏の守備、スムースに滑り出した園部高校に先制点を取られてしまいます。2回表の攻撃、2つの四球でチャンスを作り、川邉(2年 西宇治中出身)が同点に追いつくライト前タイムリーヒットを放ちます。その後は、一度同点に追いつかれますが、4回表に大嶋(2年 山城中出身)のタイムリースリーベースヒットなど8安打の猛攻で突き放すことができました。
投げては先発の森安(2年 木津第二中出身)が4回を散発3安打の危なげないピッチングでクローザーの菅(1年 木幡中出身)に繋ぎました。
チームとしては、初の公式戦を終えて一安心したというところでしょうか。今大会はしばらく日程が空きます。再び、練習で調整を繰り返して次戦の洛西高校戦に備えます。次はベスト16進出をかけた大一番です。
令和4年度秋季京都府高等学校野球大会3回戦 9月10日(土)VS. 洛西高校 10:00プレイボール
太陽が丘球場
以下に活躍選手の談話を載せておきます。
【先制タイムリーを放った 川邉秀眞(2年 西宇治中出身)】
Q.2回表の同点タイムリーヒット。どんなことを考えて打席に入ったか?
「前のバッター2人が四球で出塁してくれたので、なんとか点を取り返してゲームを振り出しに戻そうと思って打席に入りました。」
Q.打った瞬間の思いは?
「内野の間を抜けろ抜けろと思ったら抜けてくれたので安心しました。」
Q.塁上から見たベンチの景色は?
「とてもベンチが盛り上がって賑やかになっていたので、流れを掴めたと思いました。」
【2長打の活躍 大嶋翔伍(2年 山城中出身)】
Q.2長打の活躍。試合を通して心がけていたことは?
「力まずにライナーの意識を強く持って、右方向を狙ってました。」
Q.特に2本目のタイムリーヒットはどんなことを意識して打席に入ったか?
「3番として起用してもらったので、ランナーを全員返すつもりで思いっきり振り切りました。」
【先発したゲームを作った 森安悠斗(2年 木津第二中出身)】
Q.先発して試合を作りました。試合を通して意識していたことは?
「新チームで初めての公式戦、また、僕自身初めての公式戦での登板で緊張しましたが、数多くこなしてきた練習試合を思い出して、平常心で投球することを意識していました。」
Q.今回のピッチングでどんなところがうまくいったか?
「ストライクを打たせてアウトを取ることが出来ました。仲間も早い回に逆転してくれたので平常心でピッチングすることができました。」
Q.次戦にむけて
「次戦も任された役割をしっかりとこなして、全員野球で勝利を目指したいと思います。」
今年も猛暑が続く夏休みとなりましたが、硬式野球部は秋季大会に向けて練習を重ねてきました。新主将・須山佳聡(2年 城陽中出身)、新副主将・新井竣大(2年 西宇治中出身)、新1年生リーダー・菅晟心朗(1年 木幡中出身)の3名を幹部に据え、2年生選手6名、マネージャー2名、1年生選手12名、マネージャー1名の計21名で活動しています。
【夏休みの戦績】 24試合 9勝 15敗
夏休みはオープン戦を中心に活動しました。新チーム始動から秋季大会に向けての限られた時間を"試合による経験値獲得"に全振りし、連日活動していました。オープン戦でのチームの目標は以下の3つです。
① ゲームを作れる投手陣の育成
② チームの作戦を理解して個の役割の判断
③ 莵道らしい自分たちらしい良い集団の形成
ご覧のとおり、かなり多くの試合数をこなしました。試合をしてくださった他校の皆さんありがとうございました。様々な学校の硬式野球部との試合を通して、体力面、精神面ともに大きく成長できた1ヶ月になりました。また、滋賀県・皇子山球場をはじめ、大阪府・万博記念公園野球場、宇治市・黄檗公園野球場など設備の整った球場で試合をすることもでき、価値ある経験となりました。
いよいよ今週末から秋季大会が始まります!今大会から久しぶりの有観客での試合ができそうです。ワクワクしながら試合の日を待ちたいと思います。
※令和4年度秋季京都府高等学校野球大会2回戦 8月21日(日) VS. 園部高校 12:30プレイボール
あやべ・日東精工スタジアム
いよいよ7月9日(土)に開幕する第104回全国高等学校野球選手権京都大会が迫ってきました。毎年、この時期になると新聞各社に取材いただき、紙面掲載があるなど注目度の高いスポーツであることを再認識させられます。本当にありがたいことですし、その分、責任をもって全力プレーし、周りの方々に恩返しをしたり、本校OBの方々に誇りをもってもらえるよう精進しないといけないと身が引き締まります。
ここ数日、壮行会が続きました。昨日は、OB会が壮行会を企画してくださり、野球の先輩、人生の先輩として現役選手に熱い言葉を頂戴しました。
また、本日は本校の中庭にて吹奏楽部が硬式野球部の激励演奏会を催してくれました。高校野球ファンなら誰もが好きな魔曲「ジョックロック」の演奏に心が躍りました。実は、この「ジョックロック」には楽譜が存在しないそうなのですが、吹奏楽部OBの手によって曲から書き起こされたようです。このエピソードにもジーンとくるものを感じ、明日からの選手権大会への気持ちが高まりました。
いよいよこのチームもラストスパート。入学直後から3年間、思うようにいかない日もたくさんありましたが、そのたびに成長できることもありました。明日から莵道旋風を巻き起こします。
4月17日(日)に令和4年度春季京都府高等学校野球大会1次戦2回戦の洛南高校戦が行われました。球春到来で待ちに待った公式戦。いきなり打線が爆発しました。
【春季大会1次戦2回戦】
洛 南 001 000 = 1
莵 道 204 113x = 11 (6回コールド)
(洛)居原田、岩川、西田 - 伊藤 (莵)須山、七五三、新井 - 大嶋
後攻ということで、試合の入りの守備がとても重要だったのですが、公式戦初先発の須山(2年 城陽中出身)が緊張の中、なんとか無失点に抑えます。
直後の攻撃、四球と盗塁で得点圏のチャンスを作り、4番四方(3年 木津中出身)がライト前に鋭いタイムリーヒットを放ち、先制します。これで選手全員が落ち着きを取り戻すことができたのか、3回裏に5安打を集中させ4点を奪います。
守備は、得意の形の3投手の継投となりましたが、それぞれが持ち味を発揮し、散発2安打に抑えることができました。特に、クローザーで登板した新井(2年 西宇治中出身)は最終回を3奪三振で締める見事なピッチングを披露しました。
次戦は2次戦進出をかけて強打の京都廣学館高校戦です。大一番に備え、今週の練習で士気を高めます。
以下に活躍選手の談話を載せておきます。
【先制打を放った 四方勇成(3年 木津中出身)】
Q.初回の先制タイムリーヒット。どんなことを考えて打席に入ったか?
「自分が2塁ランナーを返して、チームに勢いをつけようと思って打席に入りました。」
Q.打った瞬間の思いは?
「野手の間を抜けてくれと思いました。」
【全打席出塁し2安打 山田隼司(3年 精華西中出身)】
Q.全4打席出塁の活躍。試合を通して心がけていたことは?
「とにかく塁に出て、次の塁を狙って得点につなげようと心がけていました。」
Q.特に4打席目のセンターオーバーの2塁打はどんなことを意識して打席に入ったか?
「先頭打者で回ってきたので、塁に出てホームにより近づけるように集中して打席に入りました。」
【クローザーとして試合を締めた 新井竣大(2年 西宇治中出身)】
Q.クローザーとして三振3つで試合を締めました。何を意識して登板したか。
「自分の持ち味は鋭い変化球なので、しっかりとコーナーを突いて追い込むことを意識しました。丁寧に投げられたと思います。」
Q.今回のピッチングでどんなところがうまくいったか?
「点数にも余裕がある展開でのマウンドだったので、落ち着いて自分のピッチングをすることを心がけていきました。初めての公式戦で緊張もしましたが、練習通りに投げることができました。」
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