学校生活

 

 2学期の期末考査の期間中もずっと学校林で動物を狙っていたセンサーカメラのデータを回収してきました。設置場所を変えてから2回目のデータ回収なので、どんな動物が撮影されているか楽しみにしながら記録していきました。

 その結果、水場の前に仕掛けているカメラで、またもムササビが撮影されました。一緒に撮影されている動画を見る限り、やはり水を飲みに来ているようですね。なお、今回は同じ場所でニホンリスが撮影されています。ムササビとニホンリスは、どちらもネズミ目(齧歯目)リス科の動物で、同じグループに分類されます。シルエット(姿・形)も似ており、パッと見るだけだと間違えてしまうこともあります。ただ、大きさはムササビの方が上ですし、何よりムササビは夜行性でニホンリスは昼行性と、活動時間が違います。体の大きさや撮影時間に注目することも、写真から動物を同定するためには必要なことです。