学校生活

 

 夏休みに入りましたが、学校林では変わらずセンサーカメラが動物たちを狙っています。暑さのせいか、カメラがちゃんと稼働していなかったトラブルなどもありましたが、回収した写真の中に、とても面白いものがありました。

 画像が小さくて分かりにくいですが、1枚目の写真です。イタチがシマヘビをくわえて走っている様子が撮影されました。イタチがヘビを捕食することは有名ですが、自分の体の2倍以上あるシマヘビまで狩るとは恐るべしという感じですね。そもそもイタチは学校林ではあまり撮影されないのですが、こんな興味深い瞬間を捉えることができたのは、24時間稼働し続けるセンサーカメラの調査だからこそだと思います。

 他にも、集団行動するアライグマ、イノシシ、アナグマ、ハクビシンなど、ニホンジカ以外にもさまざまな動物が撮影されていました。5月・6月はニホンジカばかり写っていましたが、最近は撮影される種数が少し増えてきて嬉しいですね。