科学部が学校林にセンサーカメラを設置した最初の年は、ニホンジカ、イノシシ、タヌキの3種が多く撮影されており、「御三家」などと呼ばれていました。しかし年が経つにつれ、ニホンジカの数だけが増加していき、タヌキとイノシシは少なくなっていきました。特にイノシシは、豚熱という感染症が流行ったことで、学校林どころか宇治市全域から姿を消した時期もありました。しかし、そんなイノシシが最近は増加傾向にあります。学校林でも、昨年度ぐらいから目に見えて撮影数が増えていますし、家族づれの姿もよく写るようになりました。
今回も、仔イノシシ(うり坊)をつれたイノシシの家族が撮影されました。イノシシは親子や兄弟で一緒に行動することが多く、最近は明るい時間でも学校林に来たりしているようです。さすがに校舎の方までやってくることはないと思いますが、イノシシ自体は危険な動物なので、見かけても近づかないようにしてください。
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