学校生活

 

 もうすぐ新年度が始まりますが、春休み中も学校林ではセンサーカメラが常時作動中です。暖かい季候になってきて、さまざまな動物が顔を出し始めてくれると嬉しいのですが、実際はニホンジカばかりが撮影されている、いつも通りの学校林です。

 2月くらいからニホンジカの群れが学校林内に滞在している時間が増加しています。特にスギ林になっている場所では、雄と雌が混じった群れが昼も夜もやってきていて、さながらニホンジカの社交場のようになっています。

 科学部では過去に、「学校林に来るニホンジカが増えると、他の動物が姿を見せにくくなるのではないか」という考察をしています。この状況が学校林内の生物多様性にどのような影響を与えるのか、注意深く見守っていきたいです。