学校生活

 

 3学期の終業式が終わり、春休みに入りました。今年の3月は急に気温が下がって雪が降ったり、不安定な季候が続いていましたが、これからは少し落ち着いて春らしい気候になっていきそうですね。

 冬から春へ変わっていくこの時期は、雄のニホンジカの角が生えかわる時期でもあります。シカの角は枝角(アントラー)と呼ばれ、1年ごとに抜けては新たに生えてきます。

 冬の終わりから春にかけて角が落ち、新しい角が伸びていきます。このとき、新しく伸びてくる角は皮があって見た目も柔らかい感じです。秋頃には角を樹木などにこすりつけて皮を剥がしていき、骨っぽい見た目の、硬いシカの角になっていきます。

 今回、角が落ちたばかりの雄ジカを撮影することができました。こういう季節変化を見ることができるのは、センサーカメラ調査の楽しいポイントだと思います。