学校生活

 

 学校林のセンサーカメラではたまにしか撮影されない、写っていると嬉しい動物のひとつがイタチです。京都にはニホンイタチとチョウセンイタチの2種が生息しているのですが、写真ではなかなか見分けがつかないので、科学部では「イタチ類」として記録しています。

 同じイタチ科の動物としてテンがいます。こちらはイタチと違って、学校林でよく撮影される動物です。イタチとテンは姿こそ似ていますが、生息環境や餌などに違いがあり、森林では樹上性の傾向が強いテンの方が多いようです。逆にイタチは川原などの水辺に多いみたいですね。

 ちなみにイタチですが、実は年末年始に、校舎内に入り込んで生ゴミをあさったりする姿が確認されています。イタチが屋内に入り込むのはよくある話なのですが、ゴミを荒らしたり、糞尿をまき散らしたり、見た目と違ってかわいくないことばかりします。幸い、3学期が始まって校舎からはいなくなったようですので、とりあえず安心しています。