学校生活

 

 学校林で見られる哺乳類の中でも、特に季節性のある行動をするのがアナグマです。アナグマは冬眠(冬ごもり)をするので、基本的には冬の期間(12月~2月頃)は撮影されることがありません。ところが今年は、1月や2月にアナグマが撮影されています。

 アナグマは冬眠するといっても、実際にしているのは「寒いから引きこもっているだけ」という冬ごもりです。よって、冬でも暖かい日はトイレに行ったり、水を飲んだりするためにお出かけするのですが、今年はそういう日が多いのかも知れません。

 こういうところから、今年が暖冬であることを強く感じますね。気温が動物たちに与える影響は大きいのです。