学校生活

 

 タヌキやキツネは、ニホンジカやイノシシと並んで日本の里山を代表する動物です。学校林では少し姿を消していた時期もありましたが、タヌキは定期的に撮影されています。それに対してキツネはほとんど撮影されることがなく、以前は冬から春先ぐらいに、たまにやってくる程度でした。

 ところが今年は、夏頃からキツネが頻繁に撮影されるようになりました。秋になって撮影数も多くなり、もしかして学校林が特定のキツネの活動範囲に入ったのかも知れません。写真では同じ個体なのか判断できませんが、明るい時間にも撮影されており、今までとは全く違う状況になっています。

 こうやって、今まで少なかった動物が急に多くなったりと、何らかの変化が起こることはこの調査ではよくあることです。そして、それがこの調査の一番面白いところでもあるので、キツネの動向を今後もチェックしてきたいですね。