学校生活

 

 科学部では現在、3台のセンサーカメラを学校林に仕掛けています。そのうちの1台は、雨が降ると水場になる場所の前に設置しているのですが、ここは秋になると、ヌタ場として利用されるようになります。

 ヌタ場とは、雄のニホンジカやイノシシが泥浴びをする場所で、泥を体につけることで寄生虫から身を守ったりするそうです。雄ジカでは、ヌタ場で泥浴びをした後に周りの木に自分の体をこすりつけ、においをつける行動が見られたりもします。学校林の水場では秋になるとこの雄ジカの行動がよく見られ、今年も撮影されるようになってきました。

 雄ジカが泥浴びを一度始めると、カメラのLEDライトもまったく気にしなくなったりするので、たくさんの貴重な行動写真が撮影できたりします。泥浴びする雄ジカが写るようになってくると、本格的に秋だなぁと感じますね。