学校生活

 

 1学期期末考査が終わり、夏休みの足音が聞こえ始めています。学校林に設置しているセンサーカメラは、テスト期間中も休まず動き続けているので、写真データはどんどん増えていきます。最近は1年生の動物を見分ける力も上がってきて、データの記録も順調に進んでいます。
 センサーカメラの写真は動物の姿が分かりにくいものも多く、記録には慣れが必要になってきます。また、動物によっては見分けにくい種類もあります。タヌキ、アナグマ、ハクビシンは、よく混同される動物として紹介されますが、3種とも学校林で姿を見かける動物です。
それぞれに特徴があるのですが、慣れてくるとシルエットで何となく分かるようになります。というのもこの3種、同じように見えて実は全然違うグループの動物なんですね。タヌキはイヌ科、アナグマはイタチ科、ハクビシンはジャコウネコ科です。分類の違いがシルエットに現れているとも言えるかも知れませんね。