学校生活

 

 3月に入って急に暖かくなり、2月までの寒さが嘘のような日が続いております。冬から春になっていく、この季節の変わり目ですが、学校林にはいつものように動物がやってきています。学年末考査期間中に撮影されたデータを回収すると、ニホンジカ、イノシシ、タヌキ、キツネ、テン、ニホンリス、アライグマなど、いつものメンバーが姿を見せてくれました。キツネについては、今年度は例年よりたくさん撮影されています。

 リスやテンのような動物を撮影するときのコツとして、倒木があるところにカメラを設置するという方法があります。というのも、小型の動物などは特に、こういう倒木の上を歩いて移動することが多いからです。動物は地面を歩くとき、私たちが思っている以上に神経質になって地面を踏んでいます。何があるか分からないからです。しかし、倒木の上ならどうでしょう。小型の動物なら、一直線に伸びた、それこそ整備された道のように見えるわけです。だから安心して移動できるんでしょうね。

 というわけで、リス、テン、ハクビシン、たまにはアライグマなど、倒木の上を歩く動物は多いんですよという話でした。