学校生活

 

 2月に入り、厳しい寒さが続いています。学校林では相変わらずニホンジカがたくさん撮影されるわけですが、今回はシカだけじゃなく、タヌキの撮影数もいつもより多かったです。

 学校林でセンサーカメラ調査を始めた頃、タヌキはニホンジカ、イノシシと並んで「学校林御三家」と呼ばれるほどに撮影数が多い動物でした。その後、一時期まったく撮影されなくなり、そして最近はまた少しずつ姿を見せるようになってきています。

 タヌキは同じイヌ科の動物であるキツネと比べると雑食傾向が強く、何でも食べる動物です。だから活動範囲も広く、餌を求めて色々な場所に出現します。近年は市街地に出てきて、生ゴミを荒らすタヌキが問題になったりもしてますね。学校林もタヌキにとっては広い活動範囲の一部に過ぎないわけで、それで一時期たまたまやって来なかったのかなと考えたりしてます。

 いずれにせよ、学校林ではとにかくニホンジカばかりが撮影されるので、他の動物が写っていると嬉しくなりますよという話でした。