【オススメブックリスト2021特集vol.12】 宮川遙先生のオススメ本 2冊目

 私が今回オススメするのは、『キケン有川 浩(著)です。

「状況を切り抜けることを楽しめるようになってこそ一人前だ」                     

 舞台は関東のとある私立大学。主人公元山が、友人の池谷とともに入った部活は、「機械制御研究部(通称:キケン)」だった!

 「ユナ・ボマー」と呼ばれる爆発実験好きの部長上野、名前に「魔」の字を隠した副部長、大神とともに、2人はハチャメチャな学生生活を送ることになる。学園祭に向け、元山一人で挑んだラーメン開発、上野が大活躍のPC研との戦い、教授に頼まれ(脅され?)て出たロボットコンテストなど、熱くて笑えるエピソードが盛りだくさん。大学生でなくても、何かに打ち込んだ経験のある人ならきっとわかるであろう話が詰まっています。(もちろんそうでない人も楽しめますよ!)

 個性的なキャラクターが多く登場する『キケン』、ぜひ一読を!

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