探究学習が佳境に入ってきました!

 今年度、1年生の「みらい探究Ⅰ」や2年生の「総合的な探究の時間」、また、各教科の探究学習に、学校図書館が年度当初から様々に活用されてきました。テーマを決め、問いを立てて、調べてはまた問いが生まれ、テーマを再検討し、資料や手段を変えてまた調べる......探究学習の学びのループでは、折々でひとりひとりの生徒と語り合い、学び合う、学校図書館にとっても忙しくも楽しい毎日が続いています。年度も後半に入り、そろそろまとめに入ろうかという生徒も出始めた今日この頃は、これまでの学びの成果が少しずつ見えてきました。3学期の学習発表会「寄せN.A.B.E.」がいまから楽しみです。



 探究の方法は、様々です。3年生のある生徒達は、「じゃんけんの勝率は本当に3分の1なのか」を検証するべく、国立情報学研究所の論文検索サイトCiNiiで先行研究を通読する一方、休み時間に校内でたくさんの人に協力を要請し、じゃんけんをしては記録を付けていました。



 学校図書館では、京都府立図書館等のレファレンス・サービスも活用し、毎週の授業時に生徒から相談のあった資料の取り寄せや調査を行っていますが、本に拠らず、実験や実証やフィールド調査にもできるかぎり協力します。気軽に相談してください。