校庭の桜の蕾が日ごとに膨らみ、春の息吹が感じられるようになりました。別れと出会いの季節である3月を迎え、校庭を吹き抜ける海風にもどこか名残惜しさが漂っているようです。23日(月)には卒業証書授与式を執り行い、24名の卒業生が小学校を巣立っていきました。そして、今日は24日(火)は令和7年度修了式の日となり、今年度の教育活動がすべて完了いたしました。年度末の節目を迎え、これまでの関係各位の多大なるご協力に深く感謝申し上げます。
令和7年度の締めくくりにあたり、この1年間を振り返りますと、子どもたちがそれぞれの課題に向かい、目標達成を目指して一歩ずつ前進してきた姿が鮮やかによみがえります。学習や運動といった知識・技能はもちろん、自ら取り組もうとする主体性、新たな課題に立ち向かう挑戦する心、互いを思いやり認め合う人間性など、大切にし育てたい資質・能力を確かめながら教育活動を推進してきました。おおむね計画通りに進めてこられたとはいえ、トラブルがなかったわけでもありません。時に子どもたちは判断を誤り、話し合いを重ねることもありました。学校というのは、失敗をしたり間違いが起こったりすることもあるところです。大切なのはそれを教訓とし、しっかりとした判断力や価値観を育てることです。多くの成長と成果の積み上げ、失敗の振り返りを繰り返しつつ、これからも学校教育を着実に進めていきたいと考えています。保護者の皆様、地域の皆様の力強いバックアップがあったからこそ、学校は常に活力ある学びの場であり続けることができました。本当にありがとうございます。
13日間の春休みが終われば、丹後町唯一の小学校として新しい歴史がスタートします。校名や校歌など大きく変わることはありませんが、丹後町全ての児童が集う学校として、これまで以上に大きな責任と志をもち、1園1小1中の保幼小中一貫教育を推進していきます。次世代の丹後の未来を担う児童を育成できる、子どもたちの学びの場となり保護者・地域と連携した地域の学校でありたいと考えます。そのための最後の準備をこの春休みの間に整えていきます。子どもたちには、進級・進学の充実した気持ちをさらに高めつつ、新学年への心の準備期間を有意義に過ごしてほしいと願います。心と体をゆっくり休め、そして4月には希望とやる気に満ちた笑顔で再会できることを楽しみにしております。
宇川小との適正配置がいよいよとなり、始業式はいつもと違う形で執り行います。4月から学ぶ仲間が増えることになりますが、互いによりよい刺激をもらい、さらに高め合う機会になることを期待しています。
今年度でPTAを退会される保護者の皆様には、これまで長きにわたり学校教育を支えていただき、誠にありがとうございました。これまで子育て並びにPTA活動にご尽力されてきたことに、改めて敬意を感謝を表します。「学校教育と家庭教育は車の両輪である。」と言われます。それは単なる比喩ではなく、切実な真実だと実感します。学校で芽生えた「学びへの意欲」を家庭で温かく見守っていただき、家庭で育まれた「豊かな感性」を学校での集団生活で発揮するという連携が、子どもたちの健やかな育ちと確かな学びへつながると考えています。皆様には、家庭での個々のバックアップとPTA活動を通じての学校運営を支えるサポーターとして、多大なるお力添えをいただきました。子育てはまだまだ続きますが、これからは「地域の一員」として、子どもたちの成長を見守っていただければ幸いです。本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。
校長
令和7年度修了 みんなやり切りました!
校長室